こんにちは!福岡県北九州市を拠点に、北九州市全域、山口県下関市で活動しているダクト業者の株式会社DUCTです。
換気ダクト工事や排熱ダクト工事など、ダクトに関係する業務を幅広く取り扱っています。
ダクトの設置工事をする際、末端部分を閉鎖するために、閉止板と呼ばれる部品を用いて蓋をします。
外れてしまうリスクを抱えながら、なぜ完全に塞がないのでしょうか。
そこで今回は、閉止板についてご説明いたします。
閉止板とは
ダクトの末端を完全に塞いでしまえば、例え高速ダクトであっても外れてしまうリスクはほとんどありません。
閉止板にすることにより、アングル鋼の補強やリブ補強のための余計なコストもかかってしまいます。
そのうえで、ダクトの末端を閉鎖するのに閉止板を使う理由は、将来的に拡張工事やリフォームなどを行う際に、柔軟に対応するためです。
もし末端部分を塞いでしまっていれば、その部分のダクトをまるごと交換する必要があるため、大がかりな工事になってしまうでしょう。
しかし、閉止板で蓋をしただけであれば、それを取り外すことで、容易に延長ダクトの接続が可能です。
更に、閉止板自体に取っ手を付けることで、集塵用の掃除口とすることもできるでしょう。
閉止板の材質
閉止板は、基本的にほとんどの用途のダクトで使われています。
オフィスビルや店舗ビル、マンションなどの空調関連のダクト、トイレの換気ダクト、トンネル内や産業用建物の集塵ダクトなどにおいて、閉止板を取り付ける際に用いられる工法は、主に共板工法やフランジ工法です。
また、閉止板の材質には、亜鉛素材やステンレス、ガルバリウム、塩ビ鋼板などがあり、それぞれにメリットがあります。
亜鉛素材は耐蝕性、ステンレスは耐熱性や耐候性、加工性に優れているのが特徴です。
アルミニウムを含むガルバリウムは耐蝕性、防錆性を有し、塩ビ鋼板は耐薬品性、耐湿性、耐酸性、耐塩性に特化しているという特徴があります。
環境に合わせて使い分けることで、素材の持つ強みを生かせるでしょう。
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弊社は福岡県北九州市を拠点に、さまざまなダクト工事を行っております。
ご依頼に応じて入念な現地調査、真摯なヒアリングを行い、将来性を見据えたダクト工事をご提案いたします。
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