福岡県北九州市や山口県下関市などで活動する株式会社DUCTです!
今回は、趣向を変えてダクト工事に関する豆知識をみなさまに共有いたします。
日本のダクト工事の歴史について
日本におけるダクト技術は、1908年の「赤坂離宮(現・迎賓館)」の現場で完全に習得されたといわれています。
それまでは、板金職人の世界のものだったそうです。
屋根の銅板葺きや鉄板葺きは、いずれも江戸時代から用いられましたが、鉄板屋根の瓦棒葺きに用いる「はぜ」工法は、少し遅れて明治時代に洋風建築が導入されたときに入ってきたのだとか。
そして、江戸時代の銅板屋根の職人が鉄板屋根の職人に転業し、彼らがそのままダクト工事も手がけるようになったそうです。
それに伴い、施工で使用される工具や機械も変わっていきました。
赤坂離宮の完成がもたらしたものとは
元々は明治時代にアメリカのダクト製作技術が導入されていたのですが、しばらくの時を経て大正末期に赤坂離宮のダクト工事が再開された頃には、設備工事の管理や施工はすべて日本人が担当していたのだとか。
つまり、この時に鉄板ダクトの施工技術に関して多くの熟練工が養成され、日本のダクト工事の基礎をつくることになったというわけです。
その後は、ダクト加工の先進国である欧米のダクト製作加工技術を積極的に取り入れながらも、日本流にその技術を昇華させて、我が国固有のダクト技術を開発して発展させていくようになります。
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換気ダクトなど、さまざまな種類のダクトの製作・加工から取り付け工事まで責任をもって担当いたします。
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